うれしい電話

昨日は先月に耐震診断をしたお客様から電話がありました。

耐震補強工事は改修工事費用が高くなり、今回は見送りになりましたがその時に「建物の倒壊も怖いですが、家具の倒壊も避難の妨げになるので家具の金物設置だけでもしておいた方が良いですよ。」とアドバイスをさせていただきました。

そしたら、昨日そのお客様から「家具に金物設置をお願いしたいからまた来てください。」と電話がありました。

自分のアドバイスをちゃんと聞いていて下さり、安全を考慮してもらっての判断は本当にうれしいです。

耐震診断&耐震補強で、住まいの安全を確保する事はもちろん大切なことですが、やっぱり究極は自分の「命」を守ることですよね。

将来訪れるであろう、大地震に備えて少しでも危険を自分の身から遠避ける事が大切なのだと思います。

あれれれ~

昨日は新たな耐震診断のお客様に概要の説明と調査に行って来ました。
昭和35年築の住宅とは思えないほどに、きれいに使われていました。
確認申請書類も保存されていて「問題なく診断助成を受けられそうだな」と思いながら、ヒアリングを終へ、お客様のお宅から出て車に乗り込もうとちらっと建物を見ると・・・
なんと、確認申請書類は1階建てなのに、実際は2階建てでした。
昔は確認申請と違う建物が建つのは良くある話ですが・・・
まさか、1階から2階になるとは・・・
もう少し、詳しい調査が必要なようです。

知って得する住マイルセミナー

昨日は、自分が所属する建築士事務所協会が共催の和光市役所で行われた「知って得する住マイルセミナー」に参加してきました。

事務所協会は建築相談と耐震診断の無料相談の担当でした。
残念ながら相談者は一人もいませんでした。
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少し寂しかったのですが、この耐震診断は本当に簡単なもので、普段我々が行っている物とはまったく違う物でした。現場を見もせず建物がどういう状況で建っているのかまったく解らない状態で耐震の診断なんて出来るわけがありませんよね~。
同じ「耐震診断」という言葉を使ってほしくないとも思いました。

講演の内容は、
「住宅関連の税制優遇」
「省エネ住宅」
「定期報告制度」
「バリアフリー条例」
の4項目でした。
このうちの「定期報告制度」は㈱塚田設計でも行っている業務なのでとても有意義な講義となりました。
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セミナー開催関係者のみなさんお疲れ様でした。